白糠消防庁舎
最終更新日:2020年12月15日
防災、消防、救急の応急対応、人命救助、消火活動をはじめ、火災予防や防災の啓もう活動など、地域の防災拠点として重要な役割を担う「白糠消防庁舎」が完成し、令和2年10月1日から供用を開始しました。
白糠消防庁舎の施設概要
白糠消防庁舎は、鉄筋コンクリート造3階建で、1階は消防・救急車両車庫、防火衣ロッカー室、ホース収納庫などを配し、緊急出動に備えています。2階は支署長・団長室、署員事務所、無線放送室、仮眠室など消防署員の執務スペースとなっています。3階は白糠消防団第一分団の詰所、非常時には一時避難所となる会議室、備蓄庫などを整備しています。
所在地 | 〒088-0321 北海道白糠郡白糠町西1条北4丁目2番地1 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造、3階建
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建築面積 | 1,019.62平方メートル |
延床面積 | 2,121.22平方メートル |
敷地面積 | 8,449.34平方メートル
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駐車場 | 東側(正面側)5台、西側(裏側)26台 |
画像集
白糠消防庁舎施設概要パンフレット
二酸化炭素排出削減への取り組み
白糠消防庁舎は、再生可能エネルギーである地中熱を利用した地中熱ヒートポンプ空調設備と太陽光を利用した発電・蓄電設備を環境省の「地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー施設等導入推進事業」を活用して整備しました。
また、災害時には、地中熱利用施設による空調を可能とし、太陽光発電設備および蓄電池により3階会議室を一時避難所として開放した際、避難者の携帯電話の充電や情報収集用のテレビ、食事用の給湯ポットへの給電を行うなど、平常時のみならず非常時においても二酸化炭素排出量削減を実現し、地球温暖化対策に配慮した環境に優しい施設となっています。
なお、二酸化炭素排出削減効果は、年間77.54トンと試算しています。
また、災害時には、地中熱利用施設による空調を可能とし、太陽光発電設備および蓄電池により3階会議室を一時避難所として開放した際、避難者の携帯電話の充電や情報収集用のテレビ、食事用の給湯ポットへの給電を行うなど、平常時のみならず非常時においても二酸化炭素排出量削減を実現し、地球温暖化対策に配慮した環境に優しい施設となっています。
なお、二酸化炭素排出削減効果は、年間77.54トンと試算しています。
地中熱ヒートポンプ空調設備
地下100メートルまで掘り下げた53本の採熱管に不凍液を循環させて安定した地中熱を利用する地中熱源ヒートポンプは、一般的な空気熱源ヒートポンプと比べ冷暖房に使用される電力量削減に効果的です。
設備能力
- 暖房能力 197.3キロワット
- 融雪能力 17.0キロワット
- 冷房能力 73.0キロワット
太陽光発電設備
屋上に設置された92枚の太陽光発電パネルは、年間34,863キロワットの発電能力を有し、大容量の蓄電池により通常時は照明機器などの電源として活用するとともに、災害時には非常用コンセントから避難者に給電することができます。
設備能力
- 太陽光発電設備 26.22キロワット
- 蓄電池 28キロワット
地中熱利用施設・太陽光発電設備概
問い合わせ先
地域防災課 消防調整係
メールにてお問い合わせいただいた場合は、職員個人のメールアドレスより返信されます。
- 電話番号 01547-2-2171(内線番号:223番)