マイマイガについて

最終更新日:2025年07月25日

 現在、白糠町内でマイマイガの発生が確認されています。
 マイマイガは約10年周期で大量発生し、2~3年ほどで終息すると言われています。
 マイマイガの発生を抑制するためには、正しく、安全に駆除することが大切です。

※町では、駆除・除去等は行っておりませんので、ご自宅や個人の土地や建物(空地、空き家を含む)に
発生した場合は所有者の責任として処理していただくようご協力お願いいたします。

マイマイガの生態と駆除方法

卵の駆除について

 卵が見られる時期は8月から翌年の5月頃まで。夏に産み付けられた卵が越冬し翌年の5月頃から幼虫になります。

 卵自体に毒はありませんが、取り除く際には周りについている鱗粉などが舞う為、マスクやゴーグル、手袋等を着用してください。

 卵には殺虫剤の効果が期待できないため、ヘラやペットボトルを半分に切ったものを利用すると効率的に駆除できます。
 また、ガムテープなどの粘着テープ類で卵をはぎ取る方法も有効です。

 取った卵塊は土の中に埋めるか、可燃ごみとして出してください。
 ※処理を怠ると、翌年孵化し大量発生の要因となります。

幼虫の駆除について

 5月から7月頃に卵から孵化し、高い所へ登り糸を吐き。風に乗って移動します。
 成長すると体長は最大6cm程になります。
 孵化してからしばらくの間の幼虫の毛には毒があり、触れると肌がかぶれることがあります。

 孵化してから体長1cm程までは農薬(DEP乳剤等)が効果がありますが、大きくなるにつれ効果が薄れてきます。
 また、農薬は危険なため使用方法を厳守し、取扱いには十分注意する必要があります。
 他にも、バケツに食器用洗剤を入れ漬け込むことで溺死されることも可能です。

 作業事にはマスク、ゴーグル、手袋等を着用してください。

 駆除後は卵と同様に、土に埋めるか、可燃ごみとして出してください。

成虫の駆除について

 7月から8月頃にサナギから羽化します。寿命は7~10日程度で、産卵をすると死にます。
 オスは茶褐色で2~5cm程度、メスは白色で5~10cm程度の大きさになります。

 水銀灯の明かりや、白っぽい壁、白樺や柳、カラ松などの樹木を好みます。
 夜間に消灯したり、カーテンなどで光を抑えると集まりにくくなります。

 成虫には殺虫剤の効果が薄いため、ハエたたきなどを使用して直接駆除することが効果的です。
 手の届かない場所は、ほうきを使用したり、ホースで放水して落とす方法もあります。

 駆除後は、卵や幼虫と同様に土に埋めるか、可燃ごみに出してください。

問い合わせ先

町民サービス課 生活環境係

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