5月31日は「世界禁煙デー」、5月31日から6月6日は「禁煙週間」です

最終更新日:2025年05月19日

今年度のテーマは「受動喫煙のない社会を目指して~私たちができることをみんなで考えよう~」です。

 

タバコの煙には、発がん性や依存性、血流阻害物質などを引き起こす有害物質が200種類以上含まれています。また、近年加熱式タバコを使用している人が増えていますが、加熱式タバコにもニコチンや発がん性物質などの有害な物質は含まれています。

受動喫煙について

 タバコを吸う人が吸い込む主流煙よりも、周囲の人が吸い込む副流煙にはニコチン・タール・一酸化炭素が2.8~4.7倍、アンモニア・ホルムアルデヒド・ニトロソアミンなどの粘膜刺激性や発がん性をもつ物質が46~52倍多く含まれています。そのため、副流煙に曝されると、肺がんや乳がん、脳卒中や心疾患を起こすリスクが高まります。また受動喫煙は、身体が成長途中の子どもにも大きな影響を与えると言われており、乳幼児突然死症候群(SIIDS)は受動喫煙下にある場合、4.7倍リスクが高くなると言われています。

同居家族にタバコを吸っている方がいる場合は禁煙を勧め、難しいようであれば屋外などで完全に分煙をすることも大切です。換気扇の下や離れたところで吸うことは分煙にはなりませんので注意しましょう。

禁煙にチャレンジ!

 禁煙を始めると、1日に数回タバコを吸いたいという気持ちになることがありますが、この気持ちはずっと続くわけではなく、長くても3~5分程度です。禁煙を始める前にどんな時に吸いたい気持ちが強くなるのかを書き出し、その時に代わりになる行動を決めておくと良いでしょう。その他にも下記のような方法から、自分に合った方法は何があるか試してみてください。

・禁煙の動機をはっきりさせ、周囲の人に禁煙宣言をして協力してもらう

・家の中だけではなく、職場の机や車の中にある喫煙用品を捨てる

・脂っこい料理を避け、腹八分目を心がける

・野菜や果物を中心にした食事をとる

・お酒やコーヒーは避ける

・体を動かす習慣をつける

・水やお茶をよく飲む

・喫煙所に近寄らない

・禁煙補助薬や禁煙外来を利用する

問い合わせ先

健康こども課 健康支援係

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