第8次白糠町総合計画について

最終更新日:2018年03月23日

 ここに、総合計画策定委員会委員の皆様、議会議員の皆様の御提言を賜り、「第8次白糠町総合計画」を策定いたしました。
 この計画は、町民と行政が情報を共有しながら協働し、まちづくりを進めていくための平成39年度(西暦2027年度)までの方針です。
 将来に向かって、白糠町が持つ豊かな自然と気候風土、恵まれた地域資源を活用し、「子どもから高齢者まで、町民一人ひとりが夢や希望を持ち、生涯輝いて暮らせるまち」、「安全で安心して心豊かに住み続けたい、誰もが住んでみたくなるようなふるさと白糠」を築いていかなくてはなりません。
 「第8次白糠町総合計画」の推進にあたり、町民皆様のより一層の御理解と御協力をお願いする次第です。

平成30年3月
白糠町長 棚野 孝夫

第8次白糠町総合計画 基本構想

計画策定の概要

 白糠町は、平成17年の自立の道を選択以降、「原点に立ち返り、足元を見つめ、耕し直す」ことを念頭において、身の丈に合ったまちづくりを進めてきました。
 平成19年度に策定した「第7次白糠町総合計画(平成20年度~平成29年度)」では、賦存する豊かな地域資源を生かし、小さくても輝くまちを次代を担う子どもたちに引き継いでいくため、「基本構想(理念・方向性)」と「実行計画(具体的施策・事務事業)」の2層構造とし、計画を推進してきました。
 更に、第7次白糠町総合計画の計画期間中である平成27年度には、人口減少と地域経済の縮小を克服するため、「白糠町創生総合戦略」を策定し、現在も全力でその取組を進めています。
 『「第一次産業の再興と振興」を図るとともに、一次産業と連携した新たな取組により、雇用の場を創出し、「町民の健康づくり」と「教育(意識改革)」の施策を連動させ、総合的に展開していくことが最終的に人口減少対策につながっていく』という信念のもと、これらの取組は、より一層強力に推進していかなければなりません。
 このようなことから、「第8次白糠町総合計画」策定にあたっては、新たな概念・方向性を打ち出すのではなく、自立後、着実に取り組んできた「3つの柱」を重要視点とした「新たなまちづくり」を堅持し、皆様から寄せられたご意見やご提言を踏まえ、各種計画との整合性を図りながら、中長期的な視点に立ってまちづくりの方向性を示すこととしました。
 わかりやすい情報の提供によって住民がまちづくりに参画しやすい環境の構築を図り、住民と行政が希望あるまちの将来の姿を見据え、安全で安心して心豊かに住み続けられるまちづくりを協働して進めていくことができるよう、その指針として、ここに「第8次白糠町総合計画」を策定します。

計画の役割

総合計画の役割
 本計画は、住民と本町の最上位計画として位置付けるとともに、今後のまちづくりの方向性を示すものであり、事業に対する必要性や優先順位を明確化し、住む人々と行政が協働のまちづくりを進めるため、以下の3つの役割を持ちます。
役割1 協働のまちづくり
 本計画は、本町のまちづくりの方向性と必要な施策をわかりやすく住民に示し、すべての住民がまちづくりに参画・協働するための、まちづくりの共通目標となるものです。
役割2 情報共有のまちづくり
 本計画は、事業の必要性や優先順位を明確化したものを公開し、住民と行政が共通の認識でまちづくりを進めていくとともに、住民がまちづくりに参画しやすい環境を構築するものです。
役割3 点検・評価のまちづくり
 本計画は、目標指数を定めて施策を推進し、施策の成果を定期的に点検・評価する制度を導入するものです。

計画の期間と構成

 本計画は、長期的なビジョンで計画行政を進めていくための「基本構想」と、事業を展開するための「実行計画」との2層で構造し、まちの最上位の計画として位置付けます。
計画期間
 平成30年度(西暦2018年度)から平成39年度(西暦2027年度)までの10年間とします。
基本構想
 基本構想は、住民のニーズ、時代の潮流、本町の置かれている位置や直面する課題等を検討し、施策分野別大綱と振興方針を定め、基本とすべき理念や将来像を示した住民と行政の共通の目標となる平成30年度から平成39年度までの10年間の長期構想です。
実行計画
 実行計画は、基本構想の施策の枠組みに基づき、第7次白糠町総合計画の評価等を踏まえ、今後取り組むべき事業の必要性や優先順位を明確に定めた平成30年度を初年度とする前期5年間の計画と、社会・経済情勢の急激な変化に的確かつ柔軟に対応できるよう平成35年度を初年度とする後期5年間の計画に分け、まちづくりを進めていきます。
  • 第8次白糠町総合計画の内容構成

    [第8次白糠町総合計画の内容構成]

まちづくりの重要視点

 本計画では、これまで町民の皆さんとともに取り組んできた、身の丈にあったまちづくりを今後も進めていくため、引き続き、第7次白糠町総合計画と同様、「3つの柱」を重要視点として位置付け、まちづくりを推進します。
重要視点1 第一次産業の再興と振興
 今日までの白糠町の産業は、先人達が様々な苦難を重ね、築き上げてきた貴重な財産です。先人に感謝しつつ、これらの財産を大切にして、子や孫に引き継ぐことは、今に生きる私たちの使命であることを意識し、個性ある産業づくりを進める必要があります。
 本町の第一次産業である農林水産業の更なる振興を図るため、加工特産品、商業、観光サービス等の各分野の産業要素を融合化し、新たな振興の展開と整備充実により、本町の特徴を出し、活力に満ちた産業づくりを目指します。
重要視点2 町民の健康づくり
 高齢社会から超高齢社会へ突入し、これに伴い増えつづける医療費や介護費は、将来のまちづくりに多大な影響を及ぼします。このようなことから町民が自分らしくいきいきと暮らし、健康で思いやりのある社会づくりを目指して、一人ひとりが取り組める健康づくりを推進し、健康寿命の延伸を図るとともに、生活習慣病の改善を行い、医療費の抑制に取り組みます。
 また、子どもの立場で考えた子育ての環境づくりを目指し、家庭生活や子育てに夢や希望を持つことができる社会づくりに取り組みます。
重要視点3 教育(意識改革)
 先人の築き上げた白糠町の財産をいかし、新しい時代に即応したまちを自らの手で創造する人を育てるため、「ふるさと教育」の実践を通じ、地域に織りなす人・文化・自然をこよなく愛し、広い視野に立ってふるさとへの愛着心やふるさとに生きる意欲を喚起するとともに、そこに生きがいを持って精進する町民の意識を育むよう努めます。

白糠町の将来像

 本町の特性や社会動向、住民のニーズ、町の発展課題、そしてまちづくりの基本理念を総合的に勘案し、目指す将来像を次のとおり定め、「白糠」の持つ豊かな自然と気候風土、恵まれた地域資源を活用して、子どもから高齢者まで、町民一人ひとりが夢や希望を持ち、生涯輝いて暮らせるまち、安全で安心して心豊かに住み続けたい、誰もが住んでみたくなるまちの実現を目指します。

人口指標

計画人口の設定
 本町においては人口減少が続いており、平成27年度に策定した「白糠町人口ビジョン」による人口推計結果から、平成37(2025)年の計画人口は、8,005人とします。
 平成37年の年齢構成は、年少人口808人(10.1%)、生産年齢人口4,039人(50.4%)、高齢人口3,158人(39.5%)と予測されます。
  • 人口推計値

    [人口推計値]

  • 人口指標グラフ

    [白糠町人口ビジョンにおける人口の将来展望]

【参考】

第8次白糠町総合計画 施策の大綱

第1章 機能的で魅力ある基盤づくり ~生活基盤分野

1-1 道路・交通ネットワークの整備
 広域交流基盤の強化を図るため、北海道横断自動車道へのアクセスの向上や利便性・安全性の一層の向上を見据え、国道392号をはじめ国道・道道の整備改良を積極的に要請し、これら幹線道路網との連携や機能分担に配慮しながら、道路網の充実に向け町道の整備を計画的・効率的に進めます。
 また、公共交通機関との連携を図り、住民の生活交通の確保・維持と効率的で利便性の高い公共交通ネットワークを形成します。
1-2 住宅・市街地の整備
 快適で安全な住環境づくりと定住人口の増加に向け、少子高齢社会への対応、環境との共生、高齢者・障がい者・若者向けへの対応など、福祉施策との連携を図りながら、多様な視点からの住宅施策の検討とその推進に努めます。
 町営住宅については、「白糠町公営住宅等長寿命化計画」のもと、必要な事業を推進します。
 また、町民の9割が居住する市街地は、「白糠町都市計画マスタープラン」のもと、快適で秩序ある市街地形成を誘導し、健全な都市(まち)づくりを推進します。
1-3 交通安全・防犯体制の充実
 交通事故ゼロのまちを目指し、関係機関・団体と連携しながら、交通安全教育・啓発活動を推進し、住民の交通安全意識の高揚に努めるとともに、子どもや高齢者、障がい者等交通弱者の安全性に配慮した交通安全施設の整備を進めます。
 また、全国的な犯罪の凶悪化・低年齢化、更には特殊詐欺に対する対策など、安全・安心な暮らしの確保に向け、警察や関係機関・団体と連携しながら啓発活動を推進し、住民の防犯意識の高揚や地域ぐるみの地域安全活動の促進に努めます。
1-4 消防・救急・防災体制の充実
 大地震をはじめ、火災、風水害などのあらゆる災害に強いまちづくりを総合的に進めるため、消防施設・装備の整備、救急体制の整備及び地域防災計画等の指針を充実させながら、総合的な防災体制の確立をはじめ、住民の防災意識の高揚、災害時の初動対応、情報通信体制の充実等を図ります。
 また、水害等を未然に防ぐため、関係機関との連携のもと、総合的な治山・治水対策を進めます。
1-5 情報ネットワークの整備
 住民生活の質的向上と町全体の活性化に向け、町全体の情報化を進めるとともに、情報セキュリティ(安全・保護)対策及びIT教育・研修を推進し、情報ネットワークの安全・円滑な運用に努めます。

第2章 美しく快適な環境づくり ~環境保全分野

2-1 上下水道の整備
 老朽した水道施設の整備や更新を推進するとともに、安全で安定した水の供給を図り、健全な事業経営に努めます。
 また、美しく快適な居住環境を確保するため、下水道の整備と既存施設の改築更新を推進するとともに、水環境、水循環に関わる啓発活動等を通じて、下水道及び合併処理浄化槽の普及に努めます。
2-2 環境衛生の充実
 衛生的で快適な環境づくりを目指し、住民や事業者への啓発活動を推進しながら、ごみの減量化やリサイクル化の促進を図り、ごみの適正処理に努めるとともに、不法投棄等から環境を保全するため、釧路管内8市町村の広域的な取組である「自然の番人宣言」の推進に努めます。
 また、し尿処理については、釧路市他2町村との共同処理体制の維持に努めます。
2-3 墓地・火葬場の整備
 墓地については、合葬墓所の造成を視野に入れながら、貸付けしている区画の実態調査を行い、適切な管理や整備に努めます。
 また、火葬場については、老朽化に伴う施設の大規模改修及び機器の更新等を視野に入れながら維持管理に努めます。
2-4 公園・緑地の整備
 子どもの遊び場、レクリエーションの場、自然とのふれあい・体験、災害時の避難場所などに利用されている公園は、ユニバーサルデザインに視点をおき、老朽化した施設の改修等に努めるとともに、適切な管理を推進します。
2-5 環境保全・公害防止の推進
 森林と川と海の豊かな自然を誇るまちとして、自然環境の保全をはじめ、町民と協働した環境保全の推進を図るとともに、水質、大気、騒音などの監視体制を確保することにより、公害の未然防止を図り、美しく、安全で快適なまちづくりを推進し、次世代に引き継ぐよう努めます。
2-6 地球温暖化防止対策の推進
 国が掲げる2030年度における温室効果ガス排出量削減の目標達成に向け、「地球温暖化防止実行計画」に基づき、関係機関と連携を図りながら、その推進に努めます。

第3章 健康で思いやりのある社会づくり ~保健・医療・福祉分野

3-1 保健・医療体制の充実
 すべての住民が生涯を通じて健康で幸せに暮らせるよう、白糠町健康づくり計画「すこやか白糠21」に基づいて、住民が力をあわせて助けあい、支えあい、健康でともに生きる地域づくりを目指して、住民の自主的な健康づくりを促進するとともに、子どもが健やかに産まれ育つ社会づくりに向けた母子保健事業の充実や生活習慣病予防を柱とした保健事業の充実、精神保健・感染症対策の充実など、生涯各期にわたる保健事業の充実を図ります。
 また、高齢社会の到来に伴う医療ニーズの増大、高度化に対応できるよう、民間医療機関との連携や広域的連携を強化するとともに、救急・夜間の医療サービスの充実を図り、地域医療体制の充実に努めます。
3-2 地域福祉の充実
 少子高齢化の進行や家族の生活形態の変化などにより、援助を必要とする高齢者、障がい者、子どもなどが増加する中で、すべての住民が一体となり、住み慣れた地域で助けあい、支えあいながら暮らせる地域社会の構築を目指します。
 このため、地域福祉活動の中核的役割を担う社会福祉協議会や民生委員児童委員、町内会、ボランティア団体などとの地域における支援や協力の連携・相談体制の強化を図りながら、相互扶助的な地域社会の充実に努めます。
 また、福祉に対する意識の醸成と高揚を図るため、「広報しらぬか」や「ホームページ」のほか、各機関・団体の情報誌などを通じて、地域の福祉活動や福祉教育などに関する情報提供に努めます。
3-3 高齢者福祉の充実
 我が国の少子高齢化は急速に進み、今後も一層高齢化は進行していくことが予測される中、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「地域包括ケアシステム」の構築を目的とした「白糠町高齢者保健福祉計画・白糠町介護保険事業計画」に基づき、高齢者福祉施策と介護保険事業を総合的・計画的に推進します。
 要支援認定者の訪問介護や通所介護などのサービスは、新たな介護予防・日常生活支援総合事業を推進するとともに、地域での見守り体制の仕組みを充実し、高齢者の早期相談体制の充実を図ります。
 また、認知症高齢者や知的・精神障がい者の権利擁護を図るため、後見実施機関を白糠町社会福祉協議会に設置し、支援体制の強化を図ります。
3-4 障がい者福祉の充実
 ノーマライゼーションの理念のもと、町民、地域、団体、行政が一体となって連携、協働しながら、障がいのある方が安心して日常生活や社会生活を営むことができるよう、「白糠町障がい福祉計画」に基づき、必要な障がい福祉サービス、地域生活支援などのサービス提供体制の充実を図ります。
 また、関係機関や近隣市町村と連携しながら、地域生活支援拠点の整備を推進し、障がいのある方の生活を地域全体で支える支援体制の充実・強化に努めます。
3-5 子育て支援の充実
 次代の本町を担う子どもたちが健やかに産まれ育つよう「白糠町子ども・子育て支援事業計画」に基づき、保健・福祉・医療・教育などの関係部門、関係機関・団体それぞれの役割分担の明確化と連携強化を図りながら、家庭や地域の子育て機能を支え、若い世代が安心して子どもを産み、ゆとりを持って健やかに育てていくことができる環境づくりを総合的に推進します。
 また、「子育てするなら白糠町」と実感していただけるよう、多様なニーズに応える保育サービスや子育て支援サービスを提供していくほか、子育て情報の収集・提供、子育て支援団体との連携強化を図るとともに、ひとり親家庭等の自立支援、児童虐待の防止、更には障がい児及びその家族への支援など、保護を必要とする子どもや家庭のための施策の推進に努めます。
 更に、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援体制を確保するため、相談体制の充実や支援体制の強化を図りながら、母子保健サービスと子育て支援サービスを一体的に提供できる体制の充実を図ります。
3-6 社会保障の充実
 国民健康保険事業の都道府県単位化により、北海道との連携を図りながら健全な共同運営に資するべく、保健・福祉・医療との連携による被保険者の健康づくりの促進や医療費適正化対策に努めるほか、国民年金制度に関する啓発活動や相談の充実と制度に対する住民の理解の深化に努めます。

第4章 希望あふれるひとづくり ~教育・文化分野

4-1 生涯学習社会の充実
 すべての住民が人生の各時期に応じて、いつでも、どこでも、何でも主体的に学習することができ、その成果を適切にいかすことのできる生涯学習社会の充実を目指し、関係機関・団体・町内会などと連携して「まちぐるみ運動」を展開し、地域づくりや人づくりにつながる実践活動の推進に努めます。
 また、ふるさと教育の推進を柱とし、学校教育・社会教育・家庭教育において、豊かな心をもち社会の変化に柔軟に対応できる人を育成するとともに、地域の産業・文化を支え、地域に誇りをもって活動する人材の育成に努めます。
4-2 幼児・学校教育の充実
 次代の本町を担う子どもを育成していくため、ふるさと教育を基軸とし、幼・小・中・高一貫した特色ある教育を目指す学校づくりに努めるとともに、確かな学力を保障し、創造力や生きる力、豊かな心を育む安心と信頼のある幼児教育・学校教育を進めます。
 幼児教育においては、遊びや生活を中心とする豊かな体験を通して人間形成の基礎を培う幼児教育の充実に努めるとともに、少子化や多様な保育ニーズに対応した認定こども園となるよう支援します。
 小学校・中学校・義務教育学校教育においては、学力のびのびプランを推進し、基本的な生活習慣・生活技能の定着を図りながら、基礎学力の定着、外国語の初歩習得とコミュニケーション能力の育成、キャリア教育の推進、地場産品を活用した「ふるさと給食」や体験活動をいかした「食育」、「木育」による豊かな心の育成、心の健康づくりとたくましい心身の育成に努めます。
 更に、同地域の幼児、児童生徒と保護者が、9年間以上をともに学ぶ特性をいかして幼小並びに小中一貫教育プログラムを進めます。
 また、人権と生命尊重の学びを重視し、道徳教育・特別支援教育の充実を図るとともに、環境問題や国際化、情報化、福祉等の課題に対応した教育の充実などを、幼・小・中・高・養護学校の連携、教育大学との連携、家庭や地域との連携のもとで総合的に進め、教育内容の一層の充実に努めます。
 北海道白糠高等学校への教育活動及び魅力化の支援については、更なる学力、進学率・就職率の向上を図るため、公営塾の運営など、まちと高校が連携した取組の推進に努めます。
 学校施設の整備については、余裕教室の有効活用、教育設備・施設の老朽化への対応をはじめ、安全管理の充実等を見据え、計画的な整備・充実を図り、安全で快適な学校教育環境づくりに努めます。
4-3 社会教育の充実
 住民自らが主体的に学ぶことができる環境づくりとして、社会教育施設の計画的な整備・充実を図るとともに、学習情報提供の充実と地域の人材や素材、ニーズをいかした学習機会の拡充、社会教育団体やサークルへの活動支援に努めます。
 また、基本的な生活習慣の定着を重視した家庭教育支援の充実を図るとともに、子どもの体験・交流活動・ボランティア活動の拡充とリーダー養成に努め、家庭・学校・地域が一体となった青少年の健全育成を推進します。
4-4 芸術文化活動の充実
 地域に根ざした芸術・文化活動を推進するため、各種芸術・文化団体やサークルを支援し、自主的活動の意識を高め、活動の充実を図るとともに、住民誰もが、自由に、楽しく参加し発表できる機会の拡充に努めます。
 また、本町の歴史の中で育まれてきたアイヌ文化や駒踊りなどの伝統文化を次代に引き継ぐため、伝承団体への支援や人材の養成と確保、歴史を伝える資料の活用を進め、多くの人々が本町の歴史や文化、風土に親しむことができる機会の提供に努めます。
4-5 スポーツ活動の充実
 住民の健康づくりに対する意識が高まる中、誰もが生涯の各時期にわたってそれぞれの体力や目的に応じて、いつでも、どこでも、気軽に親しみ、楽しむことができる「生涯スポーツ」の定着を目指し、スポーツ活動の充実に努めます。
 また、スポーツ施設の整備や活用の促進を図るとともに、各種スポーツ団体やクラブの活動支援、指導者の養成と確保、スポーツ教室やスポーツイベントの充実など、活動の場と機会の拡充に努めます。

第5章 活力に満ちた産業づくり ~産業振興分野

5-1 農業の振興
 農業は、基幹である酪農の持続的な発展を図るため、草地型酪農や良質粗飼料の確保に向けた基盤整備の取組を推進するとともに、資源の循環利用と経営の効率化を促進し、次代を担う多様な農業者の確保・育成に向け、支援体制の充実を図ります。
 また、冷涼な気候と日照時間の長さという優位性を最大限にいかした畜産や地場野菜の生産を推進するとともに、地域資源を有効活用した取組を展開し、更なる農業の可能性にチャレンジします。
5-2 林業の振興
 林業・林産業は、国土保全、地球温暖化防止等の森林が持つ公益的機能を持続的に発揮させるため、「もう一度山づくりの原点に返り、循環型の林業・林産業の再興に努め、木を植える」ことを行動目標に、計画的な民有林整備の推進、公共施設の木造化・木質化等、地元木材の利活用の促進を図るとともに、森林資源の循環利用による林業・林産業の振興に向け支援体制の充実を図ります。
 また、地域を見つめ直し、山の恵みに感謝する心を育み、豊かな森林を未来へ引き継いでいくため、子ども達をはじめとする住民へ、木とふれあう機会を提供するなど木育の推進に努めます。
5-3 水産業の振興
 水産業は、資源を守り、つくり育て、絶やすことなく、安定的資源の確保を図りながら、良質な水産物の供給に向け、資源管理型漁業を推進するとともに、水産基盤の整備に努め、漁業環境の充実を図ります。
 また、漁業者が効率的な操業体制を確保し、漁業生産の増産を図るための取組や、次代を担う多様な漁業者育成に向け、支援体制の充実を図ります。
5-4 商・工業の振興
 商業は、各種イベントの開催支援や本町ならではの特産品販売といった観光と連携した商業環境整備の推進に努め、町外からの購買力獲得に努めます。
 また、農水産物等の生産地ならではの強みを十分いかして住民の地域内商店の利用を促進し、購買力の町外への流出を抑えるよう努めます。
 工業は、白糠町の地域性にあった第一次産業に関連する企業、用水型の企業の誘致に努め、雇用の場の確保、税収の増、工業用水道の健全経営に努めます。
5-5 移住・定住の推進
 本町の地域資源をはじめとする魅力を内外に発信し、移住・定住の促進と交流人口の拡大を図るとともに、関係機関と連携し、人口減少の抑制と地域経済の活性化に努めます。
5-6 観光・レクリエーションの振興
 交流による地域活性化のため、自然豊かなまちの資源をいかし、地域性に即した体験型の観光・レクリエーションの取組の推進と、上茶路地区を中心とした青少年旅行村(驚きの森)の「自然体験・交流施設」の機能強化を図るとともに、道の駅「しらぬか恋問」を核とする観光地形成の推進に努めます。
5-7 雇用・勤労者対策の充実
 住民の雇用の場の確保と雇用の安定に向け、優良企業の誘致を含めた各種産業振興施策を積極的に推進し、多様で魅力のある雇用の場の創出・拡充に努めます。
 また、ハローワーク等関係機関との連携のもと、就職へつながる情報の収集・提供等を進め、若者の地元就職U・I・J ターンの促進など、雇用環境の整備に努めます。

第6章 みんなで歩む地域づくり ~行財政分野

6-1 開かれた協働のまちづくりの推進
 まちづくりのすべての分野において住民と行政とが一体となった協働のまちづくりが活発に行われるよう、ホームページの充実・活用をはじめとする多様な広報・広聴活動の展開、情報公開の推進、個人情報の保護、まちづくりに関する学習機会の提供に努めます。
 また、各種行政計画の策定・実施・点検・見直しや行事・イベントの企画・運営、公共施設の整備及び管理・運営などへの住民及び民間の参画を促進するとともに、まちづくり団体やボランティア、NPOの育成、支援に努めます。
6-2 コミュニティの育成
 住民自治の地域づくり、地域主導のまちづくりを進めるため、町内会活動の支援に努めるとともに、地域住民自らの手による地域に根ざした特色ある活動等に対する支援の推進など、自律的な活動が展開できる環境の整備に努めます。
6-3 消費者対策の充実
 多種多様な商品・サービスの出現やインターネット販売等販売形態の複雑・多様化に伴う相談などに対応するため、国民生活センターや北海道立消費生活センターと連携し、消費者の利益の保護と被害の未然防止に努めます。
 また、消費者教育・啓発の推進や消費生活情報の提供等に努め、消費者意識の高揚と知識の向上を促進するとともに、相談体制の充実や消費者団体活動の促進を図り、自立する消費者の育成に努めます。
6-4 自立する自治体経営の推進
 地方分権型社会に適切に対応できる自治体経営を進めるため、民間経営理念・手法導入の視点に立ち、政策や施策、事業の実施・点検・見直しを進め、更なる行財政改革に取り組むとともに、財政状況の分析とわかりやすい公表を行いながら、財源の確保と限られた財源の重点配分を図り、効果的・効率的な行財政運営を推進します。
 各種公共施設等の維持管理については、長期的な視点に立った更新・統廃合・長寿命化などを計画的に実施し、財政負担の軽減・平準化に努めます。
 また、東京23区をはじめとする地域間連携の取組や国際交流の推進、北海道が進める権限移譲、管内市町村との広域連携による取組など、地域主権型社会の構築に向けた対応に努めます。
6-5 男女共同参画・人権尊重社会の形成
 男女が社会の対等な構成員としてあらゆる分野に参画することができるよう、意識改革の推進をはじめ、政策・方針決定の場への男女共同参画、労働における男女平等、女性に対するあらゆる暴力の根絶に向けた環境整備を図り、男女共同参画社会の形成に努めます。
 また、人権意識を高める啓発活動を推進し、住民すべてが自分自身の課題として理解を深め、人権が尊重されるまちづくりの推進に努めます。

第8次白糠町総合計画 前期実行計画

第8次白糠町総合計画 一括ダウンロード

問い合わせ先

企画財政課 企画調整係

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