3月は自殺対策強化月間です

最終更新日:2019年03月01日

3月は自殺対策強化月間です

 平成30年の自殺者数は、全国20,598人(警察庁)と減少傾向が続いていますが、19歳以下で増加しています。全道は986人と22年ぶりに千人を下回りました。
 日本では着実に自殺による死亡は減っているものの、死亡率は主要先進7か国の中で最も高く、20歳から39歳では死因の1位が自殺であることなど、若い世代の自殺が横ばいで推移していることを含め、非常事態が続いていることに変わりありません。本町では、毎年1人から2人のかたが自らの命を絶っている状況があります。
 自殺の多くは、経済や生活の問題をはじめ、健康や家庭の問題など様々な悩みが複雑に関係しています。また社会とのつながりが薄れ、存在意義の否定により生まれる喪失感や孤立感、与えられた役割への過剰な負担感などから、心理的に「追い込まれた末の死である」と考えられており、個人の責任や自己選択として片付けることは決して許されません。
 一方で、自殺は社会の努力で避けることができる死とも言えます。私たち一人一人が、家庭や地域、職場や学校など日常生活の様々な場面で、悩みを抱えた人に気付き、思いやる心が何ものにも代えがたい大切な命を守ることにつながります。
 

あなたがゲートキーパー(命の門番)です

 自殺を考えている人は、助けを求めている場合も多く、様々なサインを発しています。そのサインに気付き声をかけ話を聴き、必要な支援につなげ、見守るのがゲートキーパー(命の門番)です。特別な資格はなく、自分の勇気と行動で救える命があります。

(1)気付く、声をかける
 心のサインに気付いたら、まずは一声かけてみましょう。心の不調は本人が自覚しづらく、 また声をかけることで、「あなたは決して一人ではない」ということを理解してもらいましょう。声をかける時には、「どこか具合がわるいのでは?」「眠れている?」と身体面を心配する言い方のほうが、比較的抵抗感が少ないようです。

【心のSOSサイン(例)】
  • 表情が暗く、元気がない
  • 体調不良(眠れない、頭や身体が痛い、だるいなど)を訴える
  • 口数が減り、周囲との交流を避けるようになった
  • 家事や仕事の効率が下がり、失敗が増えた
  • 遅刻、欠勤が増えた
  • 酒量が増えた
  • 死をほのめかしたり、投げやりな態度をとる
  • 食欲が減り、やせてきた
  • 大切にしていたものを捨てるなど、身辺整理を始めている

(2)聴く
 ポイントは「受容」と「共感」です。声をかけて話ができるようになったら、時間をかけて、しっかりと悩みに耳を傾けましょう。話題をそらしたり、訴えや気持ちを否定したり、表面的な励まし(「もっと大変な思いをしている人はいるのだから、これくらい大したことではないよ。」「死ぬ気になるくらいなら、何でもできるよ。」など)をすることは逆効果です。「大変だったね。」「よくがんばったね。」とねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。

(3)必要な支援につなげる
 傾聴することで、悩みを抱えた人の気持ちを軽く前向きにすることはできますが、問題を解決するためにはやはり専門家の力が必要です。一方的な押し付けにならないよう、まずは具体的な相談機関があることを伝え、本人の意思を尊重しながら、適切な支援につなぐためのサポートをしましょう。

(4)見守る
 専門家につないだからといって、悩みを抱えた人がすぐに元気になるわけではありません。今までどおり自然な雰囲気で声をかけたり、家庭や職場でからだや心の負担が減るように配慮するなど、あせらず温かく見守りながら回復を支えましょう。
 
 ゲートキーパーについて、詳しく知りたい、話の聴き方を体験してみたいという希望がありましたら、団体等への健康教育として保健師が対応させていただきますので、下記の問い合わせ先へご連絡ください。

一人で悩まず相談をしてください

こころの相談(毎月1~2回)
 地域生活支援センター・ハート釧路の精神保健福祉士等が、家庭訪問や来所等で相談をお受けします。相談には予約が必要になりますので、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
北海道いのちの電話相談センター
 北海道いのちの電話相談センターでは、毎日、24時間体制で相談を受けています。
  相談電話 011-231-4343
こころの健康相談
 釧路保健所では、精神科医による健康相談を実施しています。相談を希望する方は、予約が必要になりますので、釧路保健所(電話0154-65-5811)へ問い合わせください。
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